里山体験エリア2025年夏オープン
2015年にオープンしたわくわく里山・縄文の里が、里山を舞台に生物多様性を学べる体験エリアにリニューアルします。
自然への扉を開く水族館を目指して
海を通して人と地球の未来を考える
アクアマリンふくしまはこの理念のもと、自然環境に関わる学習の場としての役割を果たすため、様々な自然体験エリアを拡充してきました。
これまでにオープンした自然体験エリアコンセプト
- 2005年 BIOBIOかっぱの里
里地の水辺を再現したビオトープです。里地の水辺には人々とともにメダカやカエルといった様々な生き物が暮らしています。 自然環境が消失して危機に瀕する生きものたちを守るにはどうしたらいいか、生きものを観察しながら考えてみましょう。 - 2007年 蛇(じゃ)の目ビーチ
PICHPICHいそ、JUBJUBひがた、RUNRUNはま、3つのエリアからなる広さ4,500㎡の海辺を再現したエリアです。蛇の目ビーチで海デビューした子どもたちが、 将来、 海の環境を守る大人へと成長していただけるよう願っています。 - 2010年 アクアマリンえっぐ
ここでは、毎日釣り体験を実施しています。魚を釣って食べることで、生きた命をありがたくいただいていることを実感し、そうした生き物たちを持続的に利用できるよう守っていくことの大切さを学びましょう。 - 2015年 わくわく里山・縄文の里⇒リニューアル計画進行中
人と自然が共存していた縄文時代の理想的な環境を再現した里山展示。約200mのトンネル通路を歩きながら、 縄文時代の理想的な自然環境を再現した展示を観察し、自然環境の保全や持続的な利用について考えよう。 通路に沿ってホンドタヌキや二ホンアナグマといった日本の里山に生息する動物も展示しています。 - 2022年 えっぐの森どうぶつごっこ
動物を観察しながらアスレチック遊具で動物の動きを体感しよう! 遊びを通して動物たちの気持ちになって、住みかである森を守るためには何をしたらいいかを考えましょう。
新エリアのテーマ
生物多様性を通して身近な自然の未来を考えよう!
自然への扉を開こう!
みなさんは自然とふれあっていますか?
森に出かけたり、川で遊んだり、生きものにさわったり、自然を身近に感じ、自然へ出かけたくなるような体験エリアにします。
様々な命の関りを実感しよう!
自然にかくされた生きものの展示や、まわりの自然からやってくる生きものを見つけて、いろんな生きものが関わりあって生きていることを感じられるエリアにします。
人と自然の関りを感じよう!
古くから人は里山の恵みを利用して暮らしてきました。人の命は豊かな自然に支えられていることや、自然とのつきあいかたを学べるエリアにします。
生物多様性を守るために何ができるか考えよう!
生きものや自然に関心をもち、生物多様性を守ることに目を向け、考え、行動するきっかけとなるような展示や体験プログラムを提供していきます。
里山の自然を満喫しよう!
エリア全体で福島の里山を再現
里山のいろいろな自然環境を散策してみよう。木漏れ日や滝のしぶき、川のせせらぎ、カエルの鳴き声、虫の声。景色を見て、音、においを感じることで、人も自然の生態系の中で生きていることを実感できます。
生きもの発見エリア
何がいる? どこにいる? わくわく生きものさがし
自然にとけ込むように生き物が展示されているよ。草むらの中や石のすき間、枯れ木の中、土の中など、探して見つけてみよう!
自然からやってくる生きものとの出あい
四季を通じて里山には生きものたちがやってきます。鳥や昆虫はもちろん、獣まで!? やって来たりします。見つけて観察しよう!
きっといる!? 動物たちの痕跡さがし
姿はみえなくても、動物の足あとやフン、食べあとなどの「フィールドサイン」を見つけて、動物の気配を感じよう!
自然体験エリア
さあ、自然へ飛び出そう!
安全に川あそびができたり、水中の生きものを間近で観察できたりするスポットで、思いっきり自然を満喫しよう!
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川あそびエリア
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水中観察デッキ
生物多様性博物館
トンネル通路は生物の多様性を学べる博物館に
里山の生物多様性についてやさしく解説します。
いろいろな自然体験プログラムも続々開催!
五感をとおして自然環境や生きものについて楽しく学ぶプログラムを開催します。ぜひ参加してみよう。
アクアマリンふくしま開館25周年記念事業